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夢の道筋が確実に! Jリーグは6月24日に理事会を開き、現在15チームで構成されているJ2を最大22チームまで増やすことを決定しました。将来的に22チームまで増えたときは、その下のJFLの上位3チームとJ2の下位3チームが自動的に入れ替わる制度に変更することも決めました。 このことは、今まで若干の不確定要素のあったゼルビアのJリーグ入りについても、実力さえあれば明確にJリーグに昇格できることが制度的に保証されたことを意味し、大きな前進です。
今までは、J2のチーム数をいくつにするのかの結論が見えておりませんでした。そして最大数までJ2のチームができた後はどうなるのかもはっきりしておりませんでした。だからゼルビアも「多分22チームまで増えるだろうからあと7番目までに早く昇格しないと」というところだったのですが、この決定でもし仮に7番目まで入れなかったとしてもその後の入替制度が確立されますので、実力さえあれば確実にJリーグに昇格することができることとなりました。そしてJ2になれば、あとは実力しだいで自動的にJ1の下位3チームとJ2の上位3チームが入れ替わることも決定。夢の道筋は見えてきました。
まずは今秋にJFL昇格 社会人関東1部リーグを優勝したゼルビア。これでJFLに上がれるかと言えば、難関はこれからです。11月に行われる「地域リーグ決勝大会」で勝ち抜いてやっとJFLへの昇格が実現します。この「地域リーグ決勝大会」こそがわが国サッカー界でもっとも過酷な闘いと言われているものなのです。
まず、ゼルビアのように各地域(Ex.北海道、関西といった地域)のリーグを勝ち抜いた16チームが「一次ラウンド」に集います。今年はこの「一次ラウンド」が福岡、高知、鳥取(2会場)に4チームごとに分かれて行われ、4チーム総当たりの3連戦(3日連続)で1位になったチームだけが「決勝ラウンド」に進めます。
この「一次ラウンド」の4日後からはじまる「決勝ラウンド」が今年は石垣島で行われ、やはり4チームが総当たり制で3日連続の試合を行い、上位2チームだけがJFLに昇格できるというシステムになっています(今年のJFLからJリーグへの昇格チーム数によっては3位チームにも可能性あり)。仕事を持っている社会人チームが、9日間で6試合を行う(中の3日間で石垣島に移動)という想像を絶する過酷な大会がこの「地域リーグ決勝大会」なのです。
そして、昨年、この大会でゼルビアは破れ、JFLの昇格を逃したのです。これを乗り越えるために、戸塚監督を招聘し、チームと組織の改革(プロ選手契約、運営母体の株式会社化)に乗り出したのです。今年のゼルビアの合言葉「あの悔しさを忘れるな」とは、この「地域リーグ決勝大会」での敗北のことであり、今年のゼルビアはすべてこの「地域リーグ決勝大会」を勝ち抜くために闘っているのです。
実力的には「何も問題ない」と言われているゼルビアですが、3日連続の一発勝負。4チーム中1位だけが次のステップに上がれる、という一敗も許されない勝負。だから「日本一過酷なサッカー大会」なのです。だから、「順当に行けば大丈夫だ」ではなく、「あんなことがあっても」「そんなことがあっても」「どんなことがあっても」勝ち抜くだけの準備をしているのが今のゼルビアです。運で左右されるようなことは絶対に許されないだけの準備を今しているのです。
2年でJFLを卒業! 「なんだ、ゼルビアはまだ『J4』(『J1』から数えて4番目のリーグ)にいて、Jリーグまでまだまだじゃないか」と思われた方も多いのではないでしょうか。でも実はそんなことはないのです。昨年ゼルビアが敗れたこの「地域リーグ決勝大会」をクリアして3チームがJFLに昇格しました。その3チームの成績を見てみますと、3位、5位、11位(7月4日現在)と3チーム中2チームもが1年でJに昇格する勢い。
実際に我らが戸塚監督が指揮していたFC岐阜は一年でJFLを卒業してJに昇格。つまり、最難関である今年の「地域リーグ決勝大会」をクリアすれば、来年はJFL4位以内(Jリーグ昇格の条件)も十分に可能な物語なのです。そして多くのサッカー関係者に「ゼルビアは行ける」と確信していただいているのです。
経営状態も昇格の条件 「そうか、分かった、ゼルビアはJに行けるじゃないか」と思われた方、間違いじゃありませんが、でも他にも課題がございます。経営面とスタジアム等の条件です。実力的にはJへの道は十分に見えてきました。しかしその前にゼルビアはJリーグへの「準加盟申請」をしなければなりません。これはJリーグ昇格を希望するチームが、運営面、経営状態、地元の協力、ホームグランドの状態等ちゃんとJリーグの基準を満たしているかを審査して、それをクリアしてないと「JFL4位以内」の昇格の条件を満たしていても昇格できないのです。つまり「準加盟申請」の審査をクリアしていて、かつ「JFL4位以内」のチームだけがJに昇格できるのです。
私たちゼルビアは、来年春にJリーグへの準加盟申請を提出します。そのためにその一年前である今年の春に運営母体を株式会社化いたしました。本気でJリーグ昇格をめざしています。でもそのためには「市民の協力」「スタジアムの整備」等のJリーグの審査をクリアしないといけません。 課題はありますが、でも十分克服できる課題です。
ゼルビア「イレブン宣言」 私たちは「2011年、Jリーグ昇格を実現します」と「ゼルビア イレブン宣言」としてお約束をしています。それは今年の2008年秋に、JFL昇格を決定し、2009年と10年の2年かけてJFL4位以内を確保し、2011年春からJリーグで闘うというものです。実力的には十分に見えてきました。あとは経営面のがんばりです。
ぜひFC町田ゼルビアに、お力をよろしくお願いいたします。 夢おこし まちおこし 町田チャレンジ 私たちの闘いが、このまちに元気を運びます。子どもに夢と希望を運びます。 夢を一緒に実現させてください。
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リリース掲載日:2008年7月17日 |
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