注目高まるゼルビア
7月26日(土)、伊勢崎市のサンデンフットボールパークにおいて、FC町田ゼルビア 対 ザスパ草津(J2)の練習試合が行われ、ゼルビアは0−1で惜敗。7月2日(水)の東京ヴェルディ(J1)にひき続き、Jリーグチームにあと一歩と迫った。
今後、天皇杯、さらには地域決勝大会に向けてJリーグチームとの試合を増やしていく予定。8月28日(木)にも東京ヴェルディとの今年2回目の練習試合も決定。Jリーグからの注目も高まっています。
|
|
|
|
許したたった1本のシュートが決勝点に
伊勢崎市のザスパ草津の練習場には町田からも多くのサポーターがかけつけ、立ち上がりからゼルビアペース。ケガの津田と石堂を休ませ、杉本と中川が代わりに入って最初から飛ばす。開始早々の前半3分。蒲原のゴール前でディフェンダーをかわし右足インサイドで狙いすましたファーストシュートは惜しくもポストにはじかれ先取点ならず。
さらに7分、ゼルビアが一方的に攻めたて勝又がディフェンダーの裏を抜け出し、一人で持ち込み右足から鋭いシュートを放つもGKが見事にはじくファインセーブ。そのまま押していた9分、初めてのザスパの攻撃で右サイドをえぐられゴールライン際から中央に折り返されたところを相手FWに決められ先制を許す。
その後も蒲原の切り込み、酒井のミドルと攻めたてるものの得点にならず、ザスパに許したたった1本のシュートが失点となり前半を終了。 |
|
●蒲原のドリブル突破にたまらずファウル。 ペナルティーエリアのちょっと外からフリーキックもらう。 |
|
|
|
●ストッキングずれ落ちがトレードマークの蒲原。この勢いは止まらない。 |
|
「互角以上の闘い」でも負けは負け
ハーフタイム中に植木監督から「相手はアマチュアだぞ。お前らプロじゃないのか」とゼルビアベンチまで届く激しい檄を飛ばされたザスパ。前半はシュート一本に終わった攻撃陣を総取替えするかのように前の選手を次々と交代。
ザスパが調子あげてきた後半5分。ゼルビアがカウンター攻撃で酒井のドリブルから勝又にわたり勝又が強烈なシュートを放つもバーに跳ね返され得点ならず。後半18分には、ゼルビアは一挙に柏木、山口、竹中、渡辺と4人を投入しさらに攻撃強化をはかる。
25分には蒲原のドリブル突破にザスパがたまらずペナルティーエリア前で足をかけ絶好の位置でフリーキックをもらう。誰もが直接狙うと思われたところ、山口がひとり走りこんできたフリーの竹中にグランダーのパス。竹中が右足を振りぬくも得点ならず、結局数少ないチャンスをものにしたザスパがプロの意地を見せ辛勝。
ヴェルディ戦にひき続き、Jリーグチームに内容では「互角以上」の闘いをしながら勝利という結果につなげることはできなかった。 |
|
●山崎完全復帰。竹中が最終ラインで活躍。中川も石堂を脅かすアグレッシブないい動きをしてました。 |
|
|
|
●柏木が入ってリズムが変わります。 |
|
|
Jにも結果出せ! ゼルビア!
シュート数も前半9対1、後半も6対3。コーナーキックも8対3と、この数字からも圧倒的にゼルビアが攻めていた試合。ボール支配率も6対4以上はあったであろうと、誰が見ても「内容は勝っていた」ゲーム。
でも出さないといけないのは「結果」。秋の地域決勝大会に向けて、さらに決定力の強化と「1点もやらない」ディフェンスづくりに向けて、Jリーグチームとの試合を増やしていきます。楽しみにしていてください。
<編集後記> この試合はザスパ草津に所属していた酒井選手が電話して設定したもの。植木監督も町田にお住まいでしたし、帝京大学で石堂選手や白子選手を指導したというご縁もございます。今回を契機として、交流を深めていけるよう努めて参ります。 |
|
●激しい競り合いをする山崎 |
|
|
|
●山口も古巣を相手に元気一杯。 |
|
|
リリース掲載日:2008年7月28日 |