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ゼルビア無敗優勝決定 有終の美を飾る

さぁ、次のステップへ

9月7日(日)栃木市総合運動場において、関東社会人リーグの最終戦が行われ、FC町田ゼルビアが2位の日立栃木ウーヴァスポーツクラブに4対0で圧勝。これで今シーズンの無敗が決まり、2引き分けで全勝こそ逃したものの、無敗の圧倒的な強さで終えることができた。
これで焦点はいよいよ11月の地域決勝大会(JFLへの昇格決定戦)へと絞られてくる。次のステップに向けてまだまだ闘いは続く。
 


攻撃陣の4人で4点

 この日の対戦相手は強豪の日立栃木。この試合までにゼルビアに次ぐ2位を決めて、ゼルビアと同様に地域リーグ決勝大会(JFL昇格決定戦)への出場権を獲得しているチーム。決勝大会でまた戦うかもしれないことを考えると両チームともに負けられない一戦。急成長で関東1部に昇格したばかりのゼルビアに対し、古豪である日立栃木はゼルビアへのライバル心も強く、しかもゼルビアが逃した天皇杯出場を栃木代表として決めて勢いに乗っている。試合前のミーティングでも戸塚監督は、「優勝は決まっているものの気を抜いてはダメだ!立ち上がりから厳しく行け。」との指示。
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 予想どおり、立ち上がりからお互い中盤でのシビアなプレスの掛け合いで、激しい闘いとなる。雷鳴が響き雨が降り出し、天候が崩れてきだしても、お互い相手を自由にさせない玉際勝負のプレーが続く中、22分、杉本のディフェンスから中盤にいた柳崎にボールが渡り柳崎が素早く前を向き、左サイドを駆け上がった勝又へ早いタイミングでパスを送る。これを勝又がドリブルで中へ切れ込み右足を振り抜き強烈なシュート。ボールは相手GKをすり抜け先取点をゲット。
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この1点でリズムを引き寄せたゼルビア。一段と激しく降ってきた雨の中、前半37分には石堂が相手DFの裏へ頭越しの柔らかいパスを出し、これに勝又がDFと飛び出してきたGKに競り勝ち見事にボールをキープ。すぐさま、中央に押し上げてきていた酒井にパス。
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これを酒井が飛び出してきたGKの代わりにカバーに入っているDFの頭の上を狙いすましたシュート。見事にボールはDFの頭の上を越えゴールへ吸い込まれ2点目。
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酒井の芸術的なシュートの余韻が覚めやらぬ1分後、今度は蒲原が相手のクリアーボールを右足ダイレクトボレーで、あっさり3点目をゲット。このまま日立栃木に決定機を作らせず前半を終了。
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山腰ゴォ〜ル

後半に入りゼルビアの運動量がさらに増え、ボールを支配するものの決定機を作ることができず。一方、日立栃木も数本のシュートを放つが枠をはずし、得点には至らない。後半31分、膠着状態を切り開いたのは山腰。途中交代で入っていた山口が、右へ開いていた山腰へパス、山腰がすぐに酒井とワンツーで相手DFをかわし、ズドンと、山腰らしい大砲のようなシュートがゴール右上へ決まり4点目。リーグ戦前半のような山腰らしい久しぶりの得点に、選手・スタッフ・サポーターも大喜び。
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このまま集中を切らさずに日立栃木の必死の攻撃にも耐え、今季リーグ最終戦を無失点で終了した。


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「兄弟対決」 実弟UVASC25石堂選手と競り合う、ゼルビア8石堂選手
 
リリース掲載日:2008年9月8日
 
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