遅くなりましたが、栃木SCとの練習試合をレポートします。
9月28日(日)、栃木県・河内総合運動公園陸上競技場において、FC町田ゼルビアvs栃木SCの練習試合が行われました。
栃木SCは現在JFLで第2位。全員がプロ選手でJリーグ昇格間違いないチームとの練習試合として、また栃木SCの監督の柱谷幸一さんとは戸塚監督含めゼルビア関係者とは旧知の仲の旧友対決として注目の一戦となりました。 以下、観戦レポートです。
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蒲原が先制弾 9月だがやや肌寒い曇空の中でのキックオフ。 丁寧に中盤からボールを繋いでゆくゼルビア。早めにトップへボールを集め最短でゴールを目指す栃木。両チームともに自らのサッカーを展開し、立ち上がりは互角。だが試合が進むにつれ、徐々にではあるがゼルビアの連動した攻撃が栃木陣内深くまで攻め込む展開が増えてくる。
ゼルビアが優位に進める前半20分。中央ペナルティエリア手前の混戦で酒井がボールをキープ。すかさずペナルティエリア内左サイドにいる蒲原へスルーパス。相手の裏で受けた蒲原は詰めてきたDFを切り返してシュート。切り替えされたDFが足も出せず、GKも反応できない素早いシュートがゴールを揺らし先制。展開力、キレ、連動性で栃木を凌ぐプレーを見せ、前半はゼルビアペースで1対0で折り返す。 |
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蒲原キーパー対決 |
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栃木のツートップを完封 後半に入っても展開は変わらず、ゼルビアの選手も余裕を持ってゲームを進めていく。対する栃木も局面では身体を張ったディフェンスでゼルビアに決定機を作らせない。栃木の選手は皆身体の軸がブレず安定しており、体を使った局面でのディフェンスでは栃木に分があった。 |
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守備陣 |
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攻撃面で決定機を作れないゼルビアもディフェンスでは栃木のツートップへ効果的なボールを出させない前線から中盤のプレスが機能。またボールが入っても自由にさせない寄せで栃木のツートップには前後半を通じてチャンスを作らせないままゲームは進み後半は0対0。格上のJFL2位の栃木SCを相手に完封の1対0の勝利。 |
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森川キック |
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勝又タックルジャンプ |
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ゼルビアがこのゲームで見せたパフォーマンスは相手チームのレベル・カテゴリーに関係なく「自分達のサッカーを実践すれば勝てる」を再認識させてくれたゲームであった。 |
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蒲原無念 |
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中村シュート |
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リリース掲載日:2008年10月18日 |