格上チームに連勝!
10月5日、群馬県伊勢崎市の「サンデンフットボールパーク」において、J2のザスパ草津とFC町田ゼルビアの練習試合が行われ、45分3セットマッチで合計5対1と圧勝。控えメンバーのチームとは言え、プロチームを相手に順調な仕上がりを証明した。
先週28日のJFL2位の栃木FCとの練習試合に続く連勝で、格上であるJリーグチームとの5試合、JFLチームとの1試合の今シーズンの通算成績は3勝3敗となった。
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前半からゼルビアが圧倒 立ち上がりは両チームともボールを失わないよう慎重なパス回し。お互いに申し合わせたように中盤をショートパスで繋いでゆく展開だがトップの選手へいい形でボールが入るケースはゼルビアが優勢という状況で試合を進める。
7分、蒲原が自陣でドリブルしてくる相手選手へアタック。ファールをもらい素早くハーフウェイライン近く左サイドにいた勝又へパス。いい形でボールを受けた勝又がそのまま左サイドをドリブル。詰めてきた相手DFを一瞬のスピードでかわしペナルティエリアまで持ち込み角度の無い位置からシュート。ボールはGKの指先をかすめフォアサイドのネットへ吸い込まれる。格上相手にゼルビアが先取点。
立ち上がりの得点で勢いに乗るゼルビア。17分右サイドでボールをキープした酒井からペナルティエリア内で待つ勝又へ約30mのピンポイントパス。中央やや右でボールを受けた勝又は胸でワントラップしたボールを右足でボレーシュート。2点目のゴール。 余裕のゲーム運びで迎えた前半終了間際の42分。今日4本目のコーナーキックを森川が頭で決め、一本目の45分を3対0で終える。 |
山腰のダイレクトシュートで追加点 二本目に入っても展開は変わらずゼルビアペース。ザスパは中盤までは繋げても効果的なパスを前線へ送ることが出来ず攻めの形を作れない。7分、左サイドザスパ陣内深い位置で津田がドリブル。ゴールライン際から中央へ折り返す。ゴールほぼ正面でフリーの山腰が左足でダイレクト・シュート。GKも反応できずはやくも4対0。
無失点ゲームを意識してきた23分。ザスパの攻撃で今日初めての効果的なパスが前線へ出される。左サイドフリーで受けたザスパのトップは縦にドリブルで持ち込み中央へクロス。これを中央やや奥で受けたザスパの選手は丁寧にトラップし素早く右足でシュート。ゴール・イン。二本目の45分を終え4対1。 |
加賀山が得意のヘッド 三本目に入り(二本目の途中からだが)徐々に選手を入れ替えていく両チーム。選手を入れ替えても互いのサッカー、展開は変わらずゲームは進んでゆく。15分までのシュートはゼルビア3本、ザスパ4本。三本目に入り少しずつミスが出始めてきたゼルビアにザスパも攻撃の形を作り始める。しかしゼルビアも気持ちで負けない気迫あるプレーでザスパに決定機を作らせない。
この後20分間両チームシュート0の展開で三本目は0-0かと思われた38分。ザスパ陣内左サイドでFKを得たゼルビア。キッカー野村の右足から中央へ正確なボールが送られる。DFとGKの間に入ってきたボールを加賀山が競り勝ちヘディングシュートが決まり5対1。
終始相手に自由にサッカーをさせず、自分達の意図するゲームを進められたゼルビア。戸塚監督が普段口にする「大人のゲーム」を展開できたゲームであった。 |
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リリース掲載日:2008年10月18日 |