KSL市原カップ予選リーグ 第1節の結果をお知らせいたします。
昨年度のリハーサル大会を経て今年度より関東社会人連盟の公式大会となったKSLカップ。市原市の協力を受け正式名称も「KSL市原カップ」として第1回大会を開催。昨年のリハーサル大会で優勝しているゼルビアは記念すべき第1回も制し記録に名を残したいところである。
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予選(4チーム)リーグ初戦の相手は今季関東2部リーグ2位で来季1部昇格(予定)のFCコリア。2部リーグ14試合で41得点(リーグトップ。2位は26得点)の攻撃力は群を抜いている。
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快晴やや風の強い中11:00キック・オフ。立ち上がり両チームとも相手の様子を見ながら無理な攻撃は仕掛けない。ゼルビアはDF陣から中盤を経て前線までボールを細かく繋ぐサッカーを展開。一方コリアは前線からプレッシャーをかけボールを奪ったら素早くゼルビアDFの裏へ出す展開。
前半13分左サイド高い位置で山下がドリブルで仕掛け相手DFを抜き去りゴールライン近くから中央へ折り返すとゴール正面に走りこんだジョズエがダイレクトで決める。ジョズエの復帰ゴールが早い時間帯の先取点となり勢いに乗るかと思われたがその後の展開は一進一退。DF陣の裏を狙うコリアの鋭い攻撃と、田中のファインセーブがまだ試合に緊張感を持たせていた。しかし前半35分、明らかに判断ミスと思われるゼルビアのバックパスをコリアFWにさらわれ同点にされる。このまま前半終了。
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緊張感が無くミスの多い前半の展開に竹中コーチから「後半に向けもう一度締め直そう」と指示される。 気持ちを切り替え臨んだ後半開始早々46分。ペナルティエリア近く絶好の位置で(自ら得た)FKをジョズエが直接蹴り込み1点リード。最高のタイミングで良い反応をしたキーパーが触れる事すら出来ないスーパーゴール。
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続く53分。自陣左サイド小牧から中央へ約40Mのロングパスはディフェンスライン裏へ飛び出したジョズエへのピンポイントパスとなりキーパーとの一対一を冷静に決め2点リード。小牧、ジョズエの高い個人技からの得点であった。 60分には中央やや右でボールをキープしていた梁がドリブルで仕掛け前線へ絶妙のスルーパス。またもラインの裏で受けたジョズエがきっちりと決め4-1と試合を決定づける。 このまま後半を0点で終わらせたかった85分。コリアFWに中央から抜け出されまたも失点。結局4-2で試合終了。
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全般的にミスも多く集中力に欠けたゲームとなってしまった。特に気になったのはDFにボール処理の際に危機感の無い事。敵が近くにいるのにバックパスをしたり、相手FWのチャージを受けている中での切り返し等全て失点につながっている。 GK田中のファインセーブ、ジョズエの個人技による得点での勝利で隠れてしまった部分をしっかりと見直す必要のあるゲームであった。
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リリース掲載日:2008年11月10日 |