KSL市原カップ 予選リーグ第3節の結果をお知らせいたします。 |
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前半はいいとこなし
予選(4チーム)リーグ最終戦の相手は今季関東1部リーグ7位の厚木マーカス。 後期第1節でゼルビアが引き分けた堅守のチーム。この試合引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるゼルビアだが勝って勢いをつけて決勝トーナメントに向かいたい。
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曇・無風、時々小雨の降る肌寒い中でのキック・オフ。 立ち上がりから早く激しく球際へ身体を寄せてくるマーカス。いつも通り後ろからボールをまわしていくゼルビア。予想通りの展開でスタートしたがマーカスの寄せの激しさにゲームをコントロールできないゼルビア。マーカスの中盤から前の選手は豊富な運動量でルーズボールを全てマイボールにしてゆく。球際も怖がらず(やや危険だが)飛び込んでくる。 相手にプレッシャーをかけ自由にプレーさせないマーカスのサッカーに手こずり攻撃の形を作れないゼルビアは20分過ぎまでシュートゼロ。 その20分過ぎに右サイドから入ってきたボールを野村がダイレクトシュートするもキーパー正面。
このシュートで勢いに乗りたかったゼルビアだが、28分マーカスに先制される。中央で混戦になり浮いたボールをマーカスの選手に思い切りよく蹴られる。素早く反応したGK斉藤の右手をかすめゴールポストにあたり跳ね返ったボールは逆のポストをかすりながらゴールイン。
この後の展開も変わらず前半は0-1。前半のシュートゼルビア3本、マーカス9本。ゴールキックゼルビア13本、マーカス4本。堅守のマーカスはそのままに攻撃でもゼルビアを圧倒していた。
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梁、茂木で逆転
後半に入ってもマーカスの運動量は落ちない。前半と同じように球際へ激しく入りゼルビアに自由にプレーさせない。 しかし徐々にではあるがゼルビアの攻撃がマーカスゴール前まで延び始め、前半から激しく追い回す柏木の献身的なプレーにマーカス守備陣もミスが多くなってくる。
70分過ぎ、ゴールほぼ正面20M弱の絶好の位置でのFKを得る。キッカーは野村。右足から放たれたボールはきれいな弧を描きゴールポストを直撃・・・。キッカー野村が倒れ込むほど惜しいシュートであった。
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勢いに乗るゼルビア75分。左サイドでボールを持った柏木が縦にドリブルで仕掛け相手を引きつけ内側へ切り返し、中央の梁へパス。中央で受けた梁は素早く左足でシュート。ボールはGKの脇を抜けゴールイン。1-1
ゼルビアやや有利の展開で進んだ86分左サイドで山下が仕掛ける。縦にドリブルで入り中央へ折り返す。中央ゴール20M手前でフリーで受けた茂木がGKの位置を良く見てシュート。ややループ気味に放たれたシュートはGKが懸命に伸ばす手の先を抜け、クロスバーぎりぎりにゴールへ吸い込まれる。2-1逆転。このまま試合終了。
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試合終盤での逆転劇は見事であったが前半の内容が悪かった。
これで決勝トーナメント(準決勝、決勝)進出は決定したが、予選リーグでの試合内容はこの後の試合も苦戦を予想させる試合ばかりであった。 しかし予選リーグ3試合でそれぞれ違う特徴のチームを相手に自分たちのスタイルを崩さず3連勝したことは評価されるだろう。
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リリース掲載日:2008年11月10日 |