11月12日(水)ホテル ザ・エルシィ町田 珊瑚の間にて、『−2011年 まちだドリーム実現へ− FC町田ゼルビア JFL昇格決戦 大壮行会』と題し全国大会への壮行会が行なわれ、720名(推定)ものファン、サポーター、スポンサー企業関係者で会場内は埋め尽くされた。
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この日の町田はどんよりとした雲が空を覆い、お昼近くには冷たい雨も降り出すあいにくの天気で、一体どれほどの皆さんが会場へ足を運んでいただけるのか、全く想像もつかない状態。 それでも昼過ぎより、事務局とボランティアスタッフが現地会場の設営&準備を進めます。そこにプロ選手達も加わり急ピッチで準備を進め、開場の15分前にようやくリハーサルなどを含めた準備が完了すると会場外のロビーはファン、サポーター、スポンサー企業関係者で埋め尽くされ、開場をまだかまだかと待ち構えている光景となった。
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地域を愛し、地域に愛されるクラブとなれた事を実感
会場内は参加者の皆さんでぎっしりと埋まり、熱気に包まれる中、冒頭、守屋代表は「ゼルビアは大会参加16チーム中、最も地域の応援を受けていると自負しているし、本日の会合の状況を見て、どれだけ皆さんに期待を受けているかを改めて実感している。昨年の悔しさを胸に、盛大な応援を力に変えて、1年間やってきたサッカーに自信をもって必ずいい結果をご報告する」と力強くあいさつ。続いて、横浜国大サッカー部だった石阪丈一市長、井上正行市議会議長、伊藤公介衆議院議員、平本勝哉商工会議所会頭、柳沢秀秋商店会連合会会長から「必ず勝ちましょう」「YES WE CANだ」「町田を盛り上げよう」と熱い激励が続いた。
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ゼルビアファミリー大集合!
続いて「総合型地域スポーツクラブ」をめざすゼルビアのサッカーに次ぐ種目であるチアリーディングFINESの幼稚園児から大人までのパフォーマンス。さらにはTUBEのギタリストで町田市出身の春畑道哉さんからのメッセージに続き、芸能人が友情出演(プライベートで来訪)。 ゼルビアのファンで今年の開幕試合も観戦していただいたタレントの風見しんごさんとお笑いタレントのスマイリーキクチさんの応援トークでは、とんねるずの木梨憲武さんやダチョウ倶楽部の寺門ジモンさん(開幕戦を野津田で観戦)も応援しているというエピソードを明かし、「こんなに多くのサポーターがお越しいただいていることに本当に驚いた。ゼルビアが昇格したら、2人で号外を配る。絶対に勝ってきてほしい」と激励した。
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サプライズ! 華やかなゲストの登場
サプライズは今、主演映画が公開され、テレビや雑誌に引っ張りだこの「ミスター ハンサム」谷原章介さんの登場。今年3月には駒沢公園でのゼルビアの公式戦を観戦していただいている谷原さん。「ゼルビアは本当に強いチーム。Jリーグのチームになることを切に望んでいる。鶴川生まれの自分としてもぜひ力になりたい。みんなでゼルビアを盛り上げましょう」と呼びかけると会場は大歓声に包まれた(肖像権の関係で谷原さんの写真が掲載できません。残念です)。さらに売り出し中の歌手の西田エリさんのライブが続いた。
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暖かい気持ち、大きな期待
ゼルビアの全国大会壮行会では、すっかり恒例となった『遠征費寄付オークション』では、酒井選手と森川選手が進行役を務め、竹中・酒井・ジョズエ・田中・山口・各選手がサイン入りユニフォームやサッカーグッズを提供すると、参加者の皆さんが競うように競り落とした。最後に登場した戸塚監督は現役時代(ヴェルディ)のサイン入り練習着を提供。これがこの日最高の落札額となり、白熱した『競り』に戸塚監督が再び壇上に登って「もうこれで決めて」と途中で止めてもらうくらいの大盛況。戸塚監督は当日していたブランド品のネクタイを予定外の出品するなど、本当に楽しく和やかなコーナーとなった。
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昨年のリベンジは『全勝!』&JFL昇格で
「選手は去年のこの大会で本当に悔しい思いをしている。今年は去年以上に多くの人に支えられていることも感じている。自分たちが精一杯やってきたことを目一杯出したい」とリベンジを誓う竹中譲選手。戸塚哲也監督は「人生は自分たちで変えろと選手に話してきた。選手は10カ月間、トレーニングに全力を尽くし、人間的にも成長した。JFL昇格に向けて、これまでやってきたことをそのまま出して戦ってくる。『全勝!』して30日に『やりました!』と報告することを約束する」と力強く語った。
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町田市民の夢を乗せて
ゼルビア選手全員がステージに上がると、キャプテン山口貴之選手は「ゼルビアはJリーグにいける力を持っている。これでJFLの昇格を決めて、来年はJリーグに挑戦する。これからもサポートをお願いしたい」とあいさつ。私設応援団『CURVA MACHIDA』は、ホーム最終戦で集めた寄せ書き入りフラッグを選手に贈り、副応援団長のSHIGEさんは「ほとんどのサポーターは石垣島まで応援に行くことはできない。みんなの夢と希望が詰まった寄せ書きを持って決戦の地に行ってください」と呼びかけた。 最後は応援歌「俺達のこの声は届いているかい」を『CURVA MACHIDA』のリードで参加者全員大合唱。戸塚監督が「胸に響いた」と言えば、目頭が熱くなっている選手も。「まち〜だゼルビア」の大コールの中を会場出口まで送られた選手たちが、代わって会場出口で参加者一人ひとりに心ばかりの記念品を手渡し&御礼のお見送り。そこかしこで参加者から選手へ「がんばって」「良い結果を期待してるよ」と激励の言葉が聞こえ、本当に感動的で暖かい雰囲気の「大壮行会」となった。
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リリース掲載日:2008年11月18日 |