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契約更改にあたって
FC町田ゼルビア 代表 守屋 実
来年度の契約更改を終わりました。複雑な思いが錯綜しています。
「町田にプロサッカークラブを創ろう」という大きな目標に向かって 共に戦ってくれた選手達に、心から感謝し、これから始まる新しい世界で、大いに活躍してくれることを強く念じています。
本当は、今年と同じメンバーでJFLを戦えたら…と思いつつ、現実を見れば、クラブは更に大きな目標に向かって進んでいかなくてはならず、たくさんの選手と契約更改できませんでした。
これまで、東京都リーグの時から、土の少年用の広さしかないグランド、それさえも借りられず、暗い公園での練習…プロを目指そうというクラブが、よくぞこんな環境でトレーニングしていたと、関係者としてもあきれるほどです。
でも、選手のみんなは、むしろそうしたマイナスを力に変えて戦ってくれました。本当に頭が下がります。好きなことのためにこんなにも一生懸命になれるんだと監督をしていながら、感心していました。また、地域貢献の活動にも、愚痴もこぼさず積極的に参加してくれました。お陰でゼルビアの認知度は飛躍的に高まったのです。
こうした、選手の頑張りが、今のゼルビアの土台となっています。選手の皆さんの残してくれた「ゼルビアのDNA」を、ステージが変わっても失うことなく進んでいきたいと思っています。ゼルビアを卒業した選手のみなさんは、自分たちがゼルビアに残した財産を誇りに、必ずや次の目標に向かって力強く羽ばたいてくれると確信しています。
本当に、ありがとう。 |
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リリース掲載日:2009年1月8日 |
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