180名のサポーターも参加
新入団12名を発表
2月8日(日)ラポール・千寿閣(町田駅至近)において、2009年度の「FC町田ゼルビア 新体制発表会」と銘打った公開記者会見が行われ、約180名のサポーターが見守る中新入団選手他の発表が行われた 。 会場は当初予定していた椅子の数では足りなくなり、新人選手が「バケツリレー方式」で椅子を運ぶシーンも。大変な熱気のなか新体制の発表が行われた。
発表会では、まずゼルビアの守屋実代表から「今年の目標はJFL4位以内となりJリーグ昇格を実現すること。2011年という約束を前倒しして今年の昇格を狙う。しかし、地域に根ざしたチーム、子どもに夢を与えるチームというスタンスは変わらない。町田に明るい話題を提供できるチームでありたい」と語るとともに昨年末にトップチームでのプレーに区切りをつけた竹中コーチがつけていた背番号9を今年は欠番とすることも発表した。
続いてゼルビア下川浩之社長より、ゼネラルマネージャーに守屋実(代表兼任)、強化・育成部長に沖野等、監督に戸塚哲也という09体制を発表。S級指導者資格(Jリーグチームの監督の条件)を持ち、湘南ベルマーレ、川崎フロンターレ、アビスパ福岡で指導者として活躍してきた沖野氏を責任者として強化部が新設されたことがチームとしての前進と言える。
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勢いのままJに昇格!
続いて決意表明をした戸塚監督は「昨年の新体制発表会でも町田の熱意に驚いたが、今年はもっと多くのサポーターが来ていて本当に皆さんの期待を感じる。昨年の2月よりは確実にレベルの高いチームとなった。今年は34試合の長い戦い。ぜひ野津田競技場に足を運んで選手を激励して欲しい。
そして勝っても負けてもゼルビアのサッカーは面白いと言ってもらえるものにする。面白くないサッカーをしてたら批判してもらって構わない。昨年のように「全勝する」とは言えないが、この勢いで一気にJリーグ昇格を実現したい。十分にできると考えている」と宣言。
酒井主将 石堂副主将
新チームは主将に酒井選手、副主将に石堂選手と決定。酒井主将は「『プロを超えるアマチュアチームにしていきたい』と思っている。環境とかはJチームに劣るが、気持ち・意識は無限大だと思っている。Jリーグ昇格のためにJリーグ以上の気持ちで頑張りたい。2年ぶりのキャプテン就任。でしゃばりすぎないようにチームに貢献していき、地域に愛されるチーム、子どもたちの目標となるチームにしていきたい」と決意を述べた。
質疑応答では記者の質問にひき続き、サポーターにも質問を受け付け。「新人選手を選考したポイントは?」など熱心な質問に監督、強化部長、代表が質問に答えるなど熱気みなぎりながらも温かい雰囲気。サポーターの期待の大きさをチーム関係者一同実感するものとなった。
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●09シーズン 背番号は以下のとおりです。
1 GK 渡辺彰宏 ※変更 2 DF 津田和樹 4 DF 雑賀友洋 5 DF 山崎祐輔 ※変更 6 MF 中川勇人 7 MF 勝又慶典 ※変更 8 MF 石堂和人 9 欠番 10 MF 蒲原達也 ※変更 11 MF 酒井良 13 MF 飯塚亮 ※新加入 14 FW 山腰泰博 ※変更 15 MF 柳崎祥兵 16 MF 金東秀 ※新加入 17 FW 柏木翔一 18 DF 李成浩 ※新加入 19 MF/FW 大江勇詞 ※新加入 20 MF 半田武嗣 ※新加入 21 GK 白子哲平 ※変更 22 DF 森川宏雄 ※変更 23 FW 久利研人 ※新加入 24 MF 大前博之 ※新加入 25 DF 斉藤貴之 ※新加入 26 DF 深津康太 ※新加入 27 MF 疋田大和 ※新加入 30 GK 修行智仁 ※新加入 31 GK 三栗寛士 ※新加入
新入団選手の経歴は以下のとおりです。 今年度の活躍を大いに期待しましょう! |
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強化育成部長に就任した沖野等のプロフィールは以下の通りです。
広島県出身
指導暦 1994年〜00年 フジタサッカースクール広島 ジュニア・ユース監督 2001年〜04年 湘南ベルマーレ 育成グループ長 2005年 川崎フロンターレ 普及グループ長 2006年 アビスパ福岡 サテライト監督兼トップコーチ・監督代行 2007年〜 アビスパ福岡 チーム統括グループ育成統括
資格 日本サッカー協会公認S級コーチ
広島県高校選抜として、佐賀国体に出場し準優勝。その後U−20日本代表候補に選出される。明治大学に進学して関東大学リーグ、社会人ではフジタサッカークラブ広島(中国リーグ)で選手として活躍後、指導者の道に進む。
指導者としては選手育成でのスペシャリストで、Jリーグクラブで育成部門の責任者として活躍。
また、アビスパ福岡では育成の手腕をかわれトップチームのサテライト監督に招聘される。その後トップヘッドコーチを兼任し、その年の天皇杯では監督代行を務める。
あらゆる階層での指導経験があり幅広い視野での情熱ある指導に定評があります。 今後FC町田ゼルビアのために大変力強い布陣となります。
41万人がプレーヤー 魅せるぞ 町田の力!
Road To 「J」 最終章 FC町田ゼルビア
●キャッチフレーズ決定
私たち「FC町田ゼルビア」のJリーグ昇格に向けた闘いは、グランドの中だけではできません。「平均観客動員数3,000人以上」というJリーグの基準もあるように、また健全なクラブ経営を実現していくために、町田市民全体の物心両面にわたるご支援が必要です。
この闘いは、ひとり「サッカーチーム」の戦いではございません。町田市全体の、町田市民全体の闘いであり、同時にゼルビアのがんばりは町田を元気にすることにつながっていると確信をしています。 「サッカーだけの問題じゃない」「みんなの闘い」であり「市民全体のお力が必要」。「あと最後の一歩でJリーグ」―――そんな想いが込められています。
●ユニフォームスポンサーは「SVOLME」 Designed By ランドマーク |
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● AVERAGE 4000(アベレージ4千)大作戦 平均入場者数4,000人以上をめざします
Jリーグへの昇格条件は「平均観客動員数3,000人以上」。これが目標では3,000人も達成できないこととともに、JFLからのゼルビアへのノルマ(準加盟申請チーム)も4,000人であることから、09年の『平均観客動員』として4,000人以上をめざします。
●無料シャトルバスを10分間隔で運行! バスで行こう! ゼルビアの応援 飲酒運転撲滅。渋滞回避。ゼルビアエコ活動。
野津田車庫から競技場までのシャトルバスを無料化し、運行間隔を10分おきに短縮します。 昨年は30分に1本であったシャトルバスの運行を10分間隔に短縮し、また昨年は片道100円をいただいていた料金を廃止し、無料化いたします。
このことによって自家用車以外でのアクセスの改善をはかります。 また自家用車で来ていた方もバスに乗り換えていただくことによって、交通渋滞を回避することができるとともに、Jリーグが進めるエコ活動にも寄与していくことといたします。
さらに昨年来、ゼルビアが展開してきた「飲酒運転撲滅」にも貢献するとともに、スタジアムでの飲食を楽しむ「大人のスポーツ観戦文化」の発展をめざします。
●蒲原・勝又2選手とプロ契約 09シーズンにあたり、蒲原選手と勝又選手の2名とプロ契約を結び、統一契約書を締結いたしました。
まだまだこれからも「スポンサー発表」他ゼルビアの最新の動きを報告して参ります。ご注目のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
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リリース掲載日:2009年2月9日 |