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今季最多3得点! 復調の攻撃陣が敵地で躍動!

第11回 日本フットボールリーグ前期第16節
TDK SC 1-3 FC町田ゼルビア

得点
前半36分 柳崎
後半10分 酒井
後半15分 TDK SC
後半41分 柳崎

日時:6月21日(日) 13:00 KICK OFF
会場:仁賀保運動公園多目的広場
入場者数:624人
天候:晴
気温:26.7℃

 
 前節、アウェイでホンダロックに0-2で敗れてしまったゼルビア。このところ安定していた守備が序盤に破られ、結局、最後までリズムを戻すことができず、同じJFL昇格組相手に悔しい敗戦となってしまった。これで、連続無敗試合も7でストップ。この敗戦で順位も後退し、第15節終了時点で14位となってしまった。
 しかし、今季のJFLは大混戦。Jリーグ昇格条件の4位以内につけるジェフリザーブズは勝ち点27。勝ち点差は「10」。もちろん、まだまだ十分挽回できる数字だ。前期残り2試合、少しでも多く勝ち点を積み重ねて、なるべく良い位置から後期リーグを始めたいところだ。
 この日の対戦相手は、TDK SC。1965年創立という長い歴史を持つ、東北サッカーを代表するクラブ。今季でJFL3年目。これまでの2年はともに13位。今季は、前期第15節終了時点で、勝ち点は、ゼルビアよりも一つ多い18。順位も一つ上の13位となっている。

スタートは前節同様の布陣
 
 この日のスターティングメンバーは、前節から全く変更なし。ゴール―キーパー(GK)に三栗。ディフェンダー(DF)は、右サイドバックに森川、センターバックに中川と深津、左サイドバックに津田。ミッドフィルダー(MF)は、ボランチに石堂と金、攻撃的MFに柳崎と飯塚。フォワード(FW)は、蒲原と酒井が務めた。負傷離脱していたFWの山腰が復帰。リザーブメンバーに入った。さらに、練習から好調を維持していた吉田が、FWとしてリザーブメンバーに選ばれた。
 序盤は一進一退の攻防。両チームともに、長いボールを多用せず短いパスを主体に攻撃を組み立てるチーム。ボールを大事につなぎ、中盤で激しい攻防もみられた。ゼルビアのDF陣は、よく集中し、出足も良く、相手の攻撃を前で跳ね返し続けた。

タテに素早くボールを運ぶ攻撃 柳崎が先制ゴール!

 この日、最初のチャンスはゼルビア。前半11分、中央でパスを受けた酒井が、左サイドにいる蒲原へ。蒲原が得意のドリブルでペナルティエリア内に侵入し、左サイド、角度のないところからシュート! これは相手DFにあたりCKへ。CKに金が飛び込み、ゴールに押し込んだかに見えたが、その前にファウルがあり、惜しくもノーゴールの判定。
 前半30分、飯塚が左サイドをドリブル。ペナルティエリア内に侵入し、角度のないところからシュート。しかし、これはワクを外れゴールならず。
 前半31分、中央で前を向いた蒲原が、追いすがる相手DFを引きずるように力強いドリブルで突破。ペナルティエリア左サイドまで侵入し、中へ折り返し。柳崎が中央で倒れこみながらシュートを放つが、惜しくもGK正面。
 「足下へのパスだけではなく、どんどんタテに飛び出していって、前のスペースでボールを受けよう、という意識をチーム全体で共有できた」と柳崎が言うように、この日はリズム良くタテに早くボールを運ぶ攻撃ができていたゼルビア。酒井や蒲原が率先して外のスペースに飛び出し、中央の空いたスペースに中盤の選手が飛び込むという形が見られた。この形は、FWの相次ぐ負傷離脱もありフィールドに「ストライカー」タイプの選手をなかなか置くことができなかったゼルビアが、ここ最近の試合で試行錯誤していたもの。それが、ようやく形になりつつあった。
 前半36分、まさにその攻撃の形から、待望の先取点が生まれた。オーバーラップした津田が左サイドでボールをキープ。左サイドに開いた酒井へ縦パス。酒井がドリブルで持ち込み、中央へセンタリング。酒井が外に流れたのを見て、中央に走り込んでいた柳崎がファーサイドで頭で合わせてゴール! まさに、狙い通りの得点となった。
 先取点を得たことで、その後は落ち着いてゲームをコントロールできたゼルビア。39分にTDKにあわやという強烈なミドルシュートを許したが、それ以外は特にピンチもなく、そのまま前半は終了した。前半のシュート本数は、ゼルビア6本、TDK5本。

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酒井のボレーシュートで、待望の追加点
 
 1-0で試合を折り返したゼルビア。1-0というスコアで、後半開始を迎えた試合は今季3度目。奇しくも、いずれも後半同点に追いつかれている。今さら言うまでもなく、1点差ではサッカーは何が起こるか分らない。追加点を奪うーー5試合ぶりの勝利に向けて、選手たちの意識は統一されていた。
 後半のファーストシュートはゼルビア。後半2分、酒井がペナルティエリア外から積極的にミドルシュート。これは相手の足にあたりCKへ。
 後半7分、ゼルビアのピンチ。TDKが左サイドからアーリークロス。ファーサイドへボールが抜けると、そこには、フリーで待つ相手選手が。頭であわせにいったが、ボールがわずかに長く、ヘディングはミートできず。なんとか失点を免れた。
 後半10分、攻撃参加した津田が、左サイドで相手SBと一対一に。津田との間合いを詰めようと近寄った相手選手のスキを見逃さず、タテに突破。相手選手を置き去りに。ゴールライン近く、サイド深くまで侵入し、フリーの状態で中をしっかりと見てクロス。ファーポストギリギリで待っていた酒井がジャンプしながらインサイドキックでボールを押し込み、ノドから手が出るほど欲しかった追加点奪取に成功した!
 得点と同時の後半10分、飯塚に代えて山腰をFWに投入。山腰は6試合振りの出場。

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15分間のTDKの猛攻

 2点差となり、足が止まりはじめるTDKの選手たち。5試合ぶりの勝ち点3まで、あとは時間が過ぎるのを待つのみかと思われたが、やはりそう簡単にはいかなかった。
 後半15分、ゼルビア陣内、左サイドのペナルティエリアすぐ外で、ゼルビアの選手がファウル。危険な位置からのFK。ファーサイドへボールが蹴り込まれ、TDKの選手が定石通り中へ折り返し。中央には両チームの選手が殺到していたが、TDKの選手が素早く反応し、スライディングシュート。1点を返されてしまった。
 1点差となったことで息を吹き返すTDKの選手たち。ここから15分ほどは一方的なTDKのペース。ゼルビアの選手たちは、自陣に押し込まれた。
 後半21分、左サイドでTDKのFK。中央にボールが放り込まれ中で混戦に。こぼれ球に反応した相手選手がペナルティエリア内からフリーでシュート。これはワクを外れ、失点は免れた。
 後半25分、またしてもTDKのFK。中央に放り込まれたボールをゼルビアの選手がクリア。ペナルティエリアすぐ外に落ちたこぼれ球を拾ったTDKの選手が、ゴールまで約20メートルの距離から強烈なミドルシュート! これも、ゴールバーを超えてなんとか失点は免れた。ゼルビアゴールに迫るTDKの選手たち。会場も何度も大きく湧いた。アウェイの雰囲気。厳しい時間だった。


勝負を決めた3点目 山腰アシスト、柳崎は今季4得点目


 TDKの猛攻を耐えること15分。後半30分ごろを過ぎると、TDKの猛攻も徐々に弱まり始めた。猛攻をしのぎ、まだ1点差でリード。そこで、ゼルビアの選手たちがとった行動は、「反撃」だった。1点リードに安心することなく、再び「追加点を奪う」ことに意識を統一し、TDKゴールに襲いかかった。
 後半32分、蒲原がドリブルでペナルティエリア内に侵入し、DFと競り合いながらシュート。中央にいる相手DFにあたり、こぼれ球に。そのボールを拾った酒井が、ミドルシュート! しかし、これも相手にあたりCKへ。
 後半41分、ゴール前中央、ペナルティアーク付近でボールをうけた山腰がうまく正面を向いて、左前方のペナルティエリア内にいる柳崎へスルーパス。柳崎が、カバーに入る相手DFを巧みにかわし左足でシュート! TDKゴールに突き刺さった!
 試合終盤で再び2点差となり、勝負あり。終了間際には大前と雑賀を投入し、3-1のまま勝利をおさめた。

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山腰も復帰! 復調の攻撃陣で首位を野津田で撃破だ!

 タテにすばやくボールを運び、スペースへ人が飛び出していく攻撃が機能した。攻撃の形が出来はじめてきたことは、今後に向けて大きな収穫だ。1試合3得点は、今季最多。頼れるストライカーの山腰もケガから復帰。早速、アシストも記録した。5試合振りの勝ち点3奪取で、順位は14位から12位に浮上。4位のジェフリザーブズとの勝ち点差は、「10」から「7」に縮まった。
 いよいよ次節は前期リーグ最終節。町田市立陸上競技場で首位のと対戦する。クラブ史上初のJFLを昇格を果たし、試行錯誤しながら戦い続けた前期リーグの約4ヶ月。その最終節に、首位の相手と対戦。この4ヶ月で得た「経験」や「手応え」を、3週間ぶりのホーム・野津田で、苦しい時も支え続けてくれているゼルビアサポーターの前で、思い切りぶつけて欲しい。首位・SAGAWA SHIGA FCを叩き、はずみをつけて、勝負の後期リーグへ突入したい。
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photo/Takuo ABIKO
 
リリース掲載日:2009年6月22日
 
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