FC町田ゼルビア
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大前のゼルビア初ゴールで勝ち点3 連続無敗は11試合、連続無失点は4試合に

第11回 日本フットボールリーグ
後期第11節
FC町田ゼルビア vs. ホンダロック

日時:10月3日(土) 13:00 キックオフ
会場:町田市立陸上競技場・東京都
入場者数:1,582人
天候:曇
気温:25.8℃
 
■試合記録
FC町田ゼルビア 1-0 ホンダロック

前半1-0

■ 得点
前半11分 大前

■ スターティングメンバー
GK 30修行
DF 25齋藤 26深津 6中川 2津田
MF 24大前 8石堂 11酒井 13飯塚
FW 14山腰 3御給

■ リザーブメンバー
1渡辺 4雑賀 22森川 16金 17柏木 19大江 28吉田

■ 途中交代
76分大江(←飯塚) 80分雑賀(←酒井) 85分森川(←津田)

■ 警告
30分 警告 酒井
61分 警告 津田
89分 警告 齋藤

イレブン宣言へ向けて、再スタート
未来のために、歩みは止めない


 9月25日(金)に「来季に向けたJリーグ本加盟申請を行わないこと」を発表してから、初めてのホームゲーム開催。試合前、FC町田ゼルビア代表の守屋実が、サポーターへ向かって、改めてその報告と「2011年にJリーグ入会を達成します」という決意表明を行った。すると、会場に集まった方々からは暖かい大きな拍手が起きた。「一緒に戦おう!」という言葉も聞こえて来た。
 ゼルビアの、再スタート。
 2010年にJFLを突破し、2011年にJリーグに昇格するためにも、2009シーズンを全力で駆け抜ける。


快進撃を支える、鉄壁の守備
後期10試合でわずか3失点


 後期10試合を消化して、いまだ無敗。初めて昇格したJFLの「洗礼」を浴びた前期リーグでは、4連敗を喫して一ヶ月以上勝ち点が1つも増えない期間もあったが、後期リーグは着実に勝ち点を積み重ねている。JFLでの戦いにも慣れて、毎試合安定した戦いを披露できるようになった。
 特に改善しているのが「守備」の部分。試合開始直後に失点を喫し、苦しい戦いを強いられた前期リーグが嘘のように、守備が安定してきている。後期リーグ10試合を消化し、喫した失点は僅かに「3」。現在、3試合連続で無失点中だ。相手の攻撃を力強く跳ね返すDF陣の奮闘はもちろんのこと、前線の選手の守備での貢献も大きい。前線からの猛烈なプレスは、もはや今年のゼルビアを象徴する戦術の一つとなっている。

御給と山腰のツートップ
コンビネーションの熟成に期待


 この日の先発は、スコアレスドローだった前節のジェフリザーブズ戦とほぼ同じメンバー。唯一の変更は左サイドバック。前節は負傷欠場していた津田が先発に復帰した。
 注目は、御給と山腰のツートップ。ゴール前で強さを武器とするストライカータイプの二人が最前線に並んだ。初めてコンビを組んだ前節のジェフ戦では、やはりまだコンビネーションの部分に課題が見られたが、2試合目でどのようなコンビネーションを見せてくれるのか。期待が集まった。
 対戦相手は、ゼルビアと同じく地域リーグからJFLに今季昇格したホンダロック。ゼルビアとは、昨年、石垣島で開催された全国地域サッカーリーグ決勝大会・決勝ラウンドの最終節で対戦。2-1でゼルビアが勝利し、同大会の優勝とJFL昇格を決めた相手だ。前期リーグの対戦では、敵地の宮崎で0-2と敗れており、ゼルビアとしては、何としてもホームで雪辱を晴らしたい一戦だ。



写真
photo/Kohichiro YAMADA


序盤からゼルビアが猛攻をしかけ、
ホンダロックを圧倒


 試合は、序盤からゼルビアが主導権を握った。次々と前線にボールを運び、ホンダロックに攻勢をしかけて、圧倒した。
 前半4分、この日のファーストシュートも攻勢をしかけるゼルビア。右サイドに流れてボールを受けた御給が、フォローに入った齋藤へバックパス。フリーでパスを受けた齋藤は、じっくりと中を見ながら、狙いすました右足のクロス。ニアサイドに走り込んだ山腰が、GKの鼻先でボールのコースを変えようと滑り込んだが、惜しくもワクを外れてしまった。
 前半9分、ゴール前中央エリアで前を向いてボールをキープした大前が、ペナルティエリア内左サイドにいる酒井へパス。酒井はゴールラインまでサイドを深くえぐり、中央へグラウンダーのクロスを送ったが、惜しくも相手DFにカットされてゴールならず。
 前半10分、右サイド深い位置に侵入した酒井が、ゴール前ファーポストにクロス。御給が長身を活かして頭で合わせたが、ワクを外れてゴールならず。
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photo/Kohichiro YAMADA

こぼれ球を拾った大前が左足のミドルシュート
ゼルビア初ゴールは貴重な先制点


 ホンダロックにチャンスらしいチャンスを作らせないまま、圧倒的に攻め込むゼルビア。ホンダロックの寛池監督が「ゼルビアは、個々の選手の技術が高かった。その部分では、JFLでも高いレベルにあると感じた」と言うように、正確なパスと個人での突破を織り交ぜ、試合序盤からホンダロックのゴールを何度も脅かした。
 前半11分には、待望の先取点が生まれた。
 齋藤が相手ゴール前へ送ったボールを、相手DFがクリアミス。そのボールを「こぼれ球を狙っていた」という大前がゴール前中央でカット。大前は、対面する相手DFをかわしながら、ドリブルで左前方に進むと、左足を振り抜きミドルシュート。「ゴール前に両チームの選手が密集していたので、ハッキリとしたシュートコースは見えなかった。ちゃんとボールにミートすることだけを心がけて丁寧に打った」というシュートは、密集地帯を通り抜け、ゴール右隅へ。相手GKも反応し、なんとか手に当てたが、弾いたボールはそのままゴールに吸い込まれた。
 大前の嬉しいゼルビア初ゴール。後期リーグから先発出場のチャンスをつかみ、攻守に渡るシンプルで献身的なプレーで、後期リーグの快進撃に多く貢献していた大前。彼の周りには大きな歓喜の輪が出来ていた。「絶対に2011年にJリーグに入会したい。そのためには、今季『4位以内』に入ることが非常に重要。なのに、前節は引き分けてしまった。これからは全部が重要な試合だが、ここは特に踏ん張りどころだと思う」と試合前に語っていた大前が自ら貴重な先制点をもたらした。歓喜の輪の中心からは、ボランチでコンビを組んできた石堂に抱えられた大前の、力強い左手のガッツポーズが飛び出していた。
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photo/Takuo ABIKO


攻撃を牽引する御給と山腰のツートップ
正確なポストプレーでチャンスを演出


 先制点後も、ゼルビアが主導権を握る展開。細かいパスを繋ぎながらボールポゼッションを高め、相手の守備のほころびを狙った。ゼルビアがボールをキープする時間が長くなり、当然、ホンダロックの攻撃の時間は短くなった。リードしているチームにとって理想的な展開で試合は進んだ。
 この前半の攻勢に大きく貢献したのが、山腰と御給のツートップ。相手と競り合いながらもしっかりとボールを収めることができる二人がそろった最前線に、おもしろいようにクサビのボールが入った。
 前半15分、左サイド、津田からのロングボールを御給が胸を使って隣の山腰へパス。山腰がペナルティエリア内からボレーシュートを放ったがワクを外れゴールならず。
 前半28分、左サイドでボールを持った飯塚からゴール前中央にいる御給へパス。御給がボールを落とすと、走り込んだ酒井がミドルシュート。しかしこれはワクを外れゴールならず。
 前半37分、左サイドでボールを受けた山腰が、フォローに入った飯塚へバックパス。飯塚がドリブルでボールを運び、ペナルティエリア左角辺りから右足で強烈なミドルシュート。しかしこれは、相手GKのファインセーブによって僅かにゴールならず。
 前半44分、左サイドの津田からペナルティエリア内左サイドにポジションをとっていた山腰へパス。パスを受けた山腰がシュートを打ったが、これは相手DFにブロックされてゴールならず。
 前半は、このまま1-0で終了。大前の先制ゴール後も圧倒的に攻め立てたが追加点は奪えなかった。「前半は自分たちのサッカーが出来た。先制点も奪うことができたし、ある程度、満足のできる内容」と戸塚監督が語ったように、危なげない展開で前半を終えた。
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Photo/Kohichiro Yamada
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photo/Takuo ABIKO


ホンダロックの逆襲
前線へのロングパスとハードワークで攻勢をかける


 このままでは敗れてしまうホンダロックは、後半開始と同時にMFの選手に代えてFWの熊元を投入。後半の反撃に向けて、早目の時間帯から攻撃的な交代を行った。
 前半からシンプルに前線につなぐサッカーをしていたホンダロックだったが、後半は前半にも増してこの戦い方を徹底。後半開始序盤から、ゼルビアのDFライン目がけてロングボールを蹴り、クリアのこぼれ球を狙って前線の選手が運動量豊富にセカンドボールに飛びついた。 
 後半7分には、そのロングボールからゼルビアが決定的なピンチを迎えてしまう。ゴール前中央にロングボールを放り込まれ、そのこぼれ球が混戦に。こぼれ球に反応した相手FWが両チームの選手がいる密集地帯を抜け出し、フリーでシュート。これはタイミング良く飛び出した修行が防ぎなんとか失点は免れた。
 後半18分にも、再び決定的なピンチ。ゼルビアの右サイドを崩され、中央へクロスを送られると、中で待っていた相手FWがフリーの状態から強烈なヘディングシュート! これはバーを叩き何とか失点は免れた。
 前半のゼルビアの攻勢が嘘のように、試合の流れは後半開始と同時に一気にホンダロックへ。戸塚監督も「相手のロングボール主体の攻撃を嫌ってDFラインが下がってしまった。あれでは、前線で細かいパスを繋ぐ自分たちのサッカーができない。意識してDFラインを上げるようにすべきだった」と試合後に語ったように、ロングボール主体のホンダロックの攻撃に手を焼き、前半の良いリズムを作ることができなかった。

ファインセーブ連発の修行
無失点試合に大きく貢献


 後半66分には、御給、石堂が立て続けにシュートを打つなど反撃を試みるが、ゴールには繋がらず、ホンダロックに傾いた流れを変えられない。
 この頃になると、ホンダロックの攻勢が続いたことで、ゼルビアの選手には疲労が見え始める。すると、戸塚監督は、後半31分に飯塚に変えて大江、後半35分に酒井に変えて雑賀をすかさず投入。足が止まり始めてきた中盤の選手を入れ替えて、反撃を試みた。
 しかし、それでもホンダロックに傾いた流れは変えられない。終了間際の後半39分には、DFラインのウラへスルーパスを通され、ボールを受けた相手FWとGK修行が一対一に持ち込まれる決定的なピンチ! これも抜群のタイミングで飛び出した修行が体を張ってシュートをブロックし、何とかことなきを得た。
 結局、試合は1-0のまま終了。前半は圧倒的に主導権を握ったが、後半は一転して攻め込まれ、終わってみれば「辛勝」という言葉がふさわしい試合となった。戸塚監督も試合後に「ウチは、前半は自分たちが主導権を握りながら、後半、相手がロングボールを放り込んで来ると、途端に攻め込まれるという試合を何度も繰り返している」と語ったように、ロングボールを主体に攻撃をしかけてくるチームへの対応が今後の課題となる。
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photo/Takuo ABIKO


次節は南北多摩合戦
前期リーグの借りを返す


 試合内容には、課題が残るものの、この日の勝利で後期無敗は11試合にまで伸びた。無失点試合も続き、これで4試合連続の無失点。自分たちのリズムが作れない中でも、しぶとく勝ち点3を獲得できるようになってきた。
 後期の残り試合は、前期リーグでは敗戦を喫した上位相手との戦いが続く。これは、ゼルビアの実力を示す絶好の機会だ。
 まずは次節、10月17日(土)に4位の横河武蔵野FCとの対戦が待っている。南多摩の町田と、北多摩の武蔵野の対戦。題して「南北多摩合戦」。サッカーの街・町田の名にかけて負けられない一戦だ。
写真
photo/Takuo ABIKO
 
リリース掲載日:2009年10月5日
 
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