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試合記録 JFL後期第16節 FC町田ゼルビア vs. TDK SC

第11回 日本フットボールリーグ 後期第16節
FC町田ゼルビア vs. TDK SC

日時:11月22日(日) 13:00 KICK OFF
会場:町田市立陸上競技場・東京都
入場者数:1,653人
天候:曇
気温:10.1℃
 
写真
photo/Koichiro YAMADA

■試合記録
FC町田ゼルビア 2-1 TDK SC


得点
6分 御給
34分 山腰
89分 TDK SC

スターティングメンバー
GK 30修行
DF 22森川 6中川 26深津 25齋藤
MF 8石堂 24大前 11酒井 13飯塚
FW 14山腰 3御給

リザーブメンバー
1渡辺 4雑賀(73分 ⇄飯塚) 18李 16金 20半田 19大江 7勝又(89分 ⇄酒井)

警告
26分 警告 山腰
29分 警告 深津
60分 警告 中川
71分 警告 山腰
71分 退場 山腰

戸塚監督 試合後の談話

ーー試合の感想は?
 前半は完全にゼルビアのペース。試合の主導権を握ることができた。これまでは主導権は握るものの得点を奪えずに苦しむケースが多かったが、今日は幸先良く2点を先取することができたし、内容としても非常に良かった。
 後半は、TDKが仕切り直して、積極的に仕掛けて来ることを想定していたが、それでもウチが主導権を握ることができた。山腰が退場してしまったことで、守備ブロックを厚くするために飯塚に代えて雑賀を投入した。そこからは、守備に回る時間が増えたが、それでもバランス良く戦えていたと思う。

ーー二人揃って得点した御給選手と山腰選手のツートップについて
 コンビネーションが熟成されて来ている。それは、御給と山腰、二人だけの関係ではなくて、中盤やDFの選手も合わせた全体的な部分も含めて。山腰と御給は前線でクサビのボールを受けるのが上手い。相手にマークがつかれていてもキッチリと前線でタメを作れるので、飯塚や酒井といった選手たちが安心して前線に飛び込むことができる。

ーー2009年シーズンを戦う中で得た収穫は?
 一番は安定した守備の構築。前期リーグはもったいない形での失点が多かったが、後期リーグは守備がより改善され、リーグでも屈指の守備力を持つようになったと思う。

ーー2009年シーズンのホームゲーム最終戦を終えたいま、サポーターにメッセージを
 今季、苦しい時もあったが、それでも私たちがブレずに自分たちのサッカーを貫き通すことが出来たのは、いつも応援に駆けつけてくれたサポーターのおかげ。本当に感謝している。ありがとうございました。今季も残り1試合。全力で戦いたい。

御給選手 試合後の談話

ーーゴールシーンを振り返って
 石堂から良いパスが来たので、落ち着いてシュートを打つことができた。ブロックに来た相手の足に当たったが、ゴールに入ってくれて良かった。大事な試合だったので、ゴールの後は全身で喜びを表現した。

ーー山腰選手と良いコンビネーションを見せていたが
 前節に引き続き、今日も二人で良い関係を築くことができた。やはり一緒にプレーする時間が増えてきて、徐々にコンビネーションも熟成されて来たように感じる。

ーーゼルビアサポーターへメッセージを
 来年こそJリーグ入会を果たせるよう、最初から全力で突っ走りたい。応援よろしくお願いします!

酒井選手 試合後の談話

(会見室に登場するなり、記者の方々へ)
 いやー気分が良いですね! 今日はなんでも聞いてください!!

ーー今日の試合の感想は
 ホームでなかなか良い結果を残せていなかったので、ホーム最終戦は勝利で締めくくることが出来て嬉しい。最後は相手に1点を返されてしまい少しバタついたが、全体的には試合内容も良かったと思う。特に2得点した前半は今季の中でも特に良いサッカーが出来たと思う。
 勝てて晴れやかな気分だが、個人としては、たくさんあった得点チャンスを活かすことができずに悔しい部分もある。

ーー今季、初昇格となったJFLを戦ってみて、来季への手応えは?
 それは、後期リーグの結果をみれば明らか。まだ1敗しかしていないし、安定した戦いができている。ホームでなかなか勝てないという課題はあったが、アウェイで勝利できているということは、また評価できる部分でもある。
 前期リーグは苦しんだが、まず守備が改善されて、安定した戦いができるようになった。課題は得点力だったが、それも最近では改善してきている。来年もJリーグに入会へ向けて戦えると、自信を持って思っている。

ーー主将として、今季のチームの誇れる部分と、苦しかったことは?
 誇れる部分は、ほとんどの選手が働きながらプレーするという厳しい環境にありながら、文句一つ言わずに、目標を見失わずに戦うことができたこと。これは本当に誇りに思う。
 苦しかったことは、やはり、来季はJリーグに入会できないと聞かされた時。主将として、チーム全体よりも先にフロントから報告を受けたが、「これをみんなに何て伝えれば良いのだろう」と苦悩した。結局、チームメイトには「それでも俺は4位以内を目指して戦う」と伝えた。

ーー来季伸ばして行きたい部分は?
 精神的な強さ。来季はきっと、Jリーグ入会に向けて、足が震えるようなプレッシャーがかかる試合が待っている。そこで、しっかりと戦うことができるように、選手たちが精神的に強くなることが重要となる。
 それと、これは選手という立場の私が言うべきことではないのかもしれないが、「環境面」も伸ばしていきたい。選手たちは、やはりまだアマチュア意識が抜けない部分も多い。練習環境、試合環境、観客動員数など、取り巻く環境がより発展すればするほど、選手たちには「結果を残す」という責任と自覚が生まれて来ると思う。




写真
photo/Takuo ABIKO

写真
写真
photo/Koichiro YAMADA
 
リリース掲載日:2009年11月22日
 
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