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試合リポート JFL前期第3節 FC町田ゼルビア vs. ツエーゲン金沢

第12回日本フットボールリーグ前期第3節
日時:3月27日(土)14:00 KICK OFF
会場:町田市立陸上競技場
入場者数:3,957人
天候/気温:晴れ/11.8℃

FC町田ゼルビア 2-0 ツエ―ゲン金沢

■得点
後半5分 星
後半41分 勝又

■スターティングメンバー
GK 吉田
DF 藤田 川邊 永野 津田
MF 太田 柳崎 星 飯塚
FW 勝又 木島

■リザーブメンバー
修行 雑賀 斉藤(広)大前 半田 酒井 山腰

■途中交代
81分 山腰(←木島) 88分 大前(←星) 90分 酒井(←飯塚)

■警告/退場
88分 警告 星
 
星の2戦連発
勝又の復帰後初ゴールで2連勝


 JFL前期第3節、FC町田ゼルビアはホーム・町田市立陸上競技場でツエーゲン金沢と対戦し、2-0で勝利を収めた。ツエーゲン金沢は、今季JFL昇格組ながら元・日本代表の久保竜彦や、浦和レッズなどで活躍した赤星貴文などを積極的に補強し、JFL屈指の戦力を揃える侮れない相手。「有名な選手の個人技を警戒するあまり、試合序盤はアグレッシブさを欠いてしまった」と相馬監督も振り返ったように、前半は拮抗した展開となったが、後半は徐々に積極性を増し主導権を奪取。後半4分に、星が2試合連続となるゴールを決めると、後半41分には負傷により長期離脱していた勝又が復帰後初ゴールを決めて勝利を決定づけた。
 これで、順位は3位に浮上。観客数も、Jリーグ昇格条件である「平均観客数3,000人」を上回る4,475人となった。リーグ序盤に待っていた重要なホーム2連戦を最高の形で締めくくった。

膠着した、重苦しい展開
セットプレーから打開を計る


 序盤は、両チームともに攻撃の糸口を見いだせず、膠着状態が続く重苦しい展開。前節はびわこ相手に序盤から主導権を握り試合を優位に進めたゼルビアだったが、この日は金沢の中盤での守備に苦しみ、前線でパスが繋がらない。対する金沢はDF根本の正確なキックと、ターゲットとなるFW久保や、アグレッシブに動き回るFW田中を中心に鋭い攻撃を見せたが、永野や川邊を中心としたゼルビアのDF陣が相手の攻撃を跳ね返し続けた。
 流れの中でなかなかチャンスを作れないゼルビアは、セットプレーから打開を計った。前半7分、攻撃参加した藤田が倒されてフリーキックを獲得。ボールをセットした木島がボールを蹴ると見せて、そのまま相手DFラインのウラへ猛ダッシュ。キッカーの星がすかさずパスを送ると、木島がダイレクトでシュート。しかしこれは、惜しくもワクを外れてしまった。さらに、前半21分には、自らのドリブル突破でフリーキックを獲得した飯塚が、すぐに起き上がり、素早いリスタート。ボールを受けた太田がミドルシュートを狙い、さらにそのボールの軌道上にいた勝又がコースを変えてゴールに押し込もうとしたが、わずかにワクを外れてしまった。
 ロスタイムには、前半最大の好機。縦パスを受けた木島が、巧みなトラップから反転に成功しドリブルを開始。相手のDF陣の意識を中央へ引きつけると、左サイドの勝又へラストパス。勝又は右足インサイドキックで丁寧にゴールを狙ったが、これは惜しくもキーパーにキャッチされてしまった。
 結局、前半はスコアレスのまま終了。まだ体力も消耗しておらず、両チームともに攻守のバランスが崩れない前半は、トリッキーなセットプレーを中心にチャンスを見いだしたゼルビア。試合巧者としての一面を見せたが、前半に得点を奪うことはできなかった。

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Photo/Takuo ABIKO


膠着状態を破る星の2試合連続弾
美しい放物線が、ゴール左隅に吸い込まれた


 後半、風上に立ったゼルビア。後半開始と同時にアグレッシブに金沢ゴールに迫り、4分に待望の先取点を奪った。勝又からのパスを受けた木島がドリブルで相手陣内へ突進。次々と相手選手をかわし、ゴール前までボールを運ぶと、追いすがる相手DFのファウルを誘い絶好の位置でフリーキックを獲得。キッカーは、星。この日も、正確なキックを何度も披露していた右足で蹴られたボールは、美しい放物線を描き、金沢の壁を超え、ゴールネットに吸い込まれた。星は、これで2試合連続のゴール。膠着状態を破る貴重な先制ゴールとなった。
 先制点を奪い、俄然、勢いを増すゼルビア。攻守のバランスが良くなり、小気味よくパスがつながるようになった。また、ボールを奪われても、素早い攻守の切り替えから高い位置でボールを奪う回数も増えるなど、金沢陣内でボールを保持する時間が長くなり試合の主導権を握った。
 特に、この日、JFL通算100試合出場を達成した太田と、主将の柳崎の両センターMFの動きが光った。縦横無尽にピッチを駆け回り、相手のパスの出所にプレッシャーをかけ続け、高い位置で何度もインターセプトに成功していた。
 後半27分には、ペナルティエリア内で絶好のパスを受けた勝又が相手GKと一対一となり右足でシュートを狙ったが、カバーに入った相手DFの足に当たり、惜しくもゴールならず。

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photo/Takuo ABIKO
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Photo/Koichiro Yamada


勝又の復活弾
この日最大の歓声が野津田に響く


 同点、逆転に向けて点を取るしかない金沢が試合終盤にかけて徐々に攻勢を始めると、相馬監督はすかさず選手交代。後半36分に、個人技で何度もチャンスを演出し貢献したFW木島に代えてFW山腰を投入。持ち前のポストプレーや高さを活かしたプレーで追加点を狙い、守備では積極的に相手DFにプレッシャーをかけ続けた。
 残り5分。圧力を増し、ジリジリとゼルビアゴールに迫る金沢の攻撃。試合終盤に向けて緊張感に包まれる競技場の空気を歓喜に変えてくれたのは、負傷から戻って来た勝又の左足だった。
 後半41分、ペナルティエリア右サイドで待つ勝又へ太田からの正確なロングフィード。勝又が胸でボールを止めてマークにつく金沢のDF根本をかわすと、相手GKより先に左足を振り抜きゴールに蹴り込んだ。
 2008年12月の全国地域リーグ決勝大会のホンダロック戦以来、約15ヶ月振りのゴール。この日一番の歓声に包まれた競技場が、負傷が癒えた勝又のゴールをゼルビアに関わる誰もが待っていたことを教えてくれた。勝又は、チームメイトにもみくちゃにされながらも、歓喜を爆発させる競技場に向かって力強く拳を突き上げた。「ゴールを決めることができて、ようやく昨年の大怪我(右膝の前十字靭帯断裂)から復帰できたと実感している。大けがをした昨年の悔しい思いや、サポーター・チームメイト・スタッフなどに対する感謝や恩返しということを考えたら、試合の途中だけど泣きそうになった。これからもっと活躍して、チームに恩返ししていきたい」(勝又)

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Photo/Koichiro Yamada
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photo/Koichiro YAMADA
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photo/Takuo ABIKO


追いすがる相手を突き放し2連勝
次節は好調・長崎と激突


 後半43分に星に代えて大前、45分に飯塚に代えて酒井を投入し、盤石の試合運びで2-0のまま試合終了。苦しい時間帯にも失点を与えず、粘り強いサッカーができたことは、リーグ戦の勝ち点を積み上げていく上で大きな収穫となった試合だった。
 試合後には、もはや勝利後の名物イベントとなりそうな、ベンチ入りした全選手、監督・スタッフが参加しての場内一周。3,957人の観客と喜びを分かち合った。次節は、4月4日(日)、アウェイで好調のV・ファーレン長崎と対戦する。今季初となるJリーグ準加盟クラブとの対決。熱く、激しい戦いになりそうだ。

text / kenji MEGURO

次回ホームゲーム
FC町田ゼルビア vs. 栃木ウーヴァFC
第12回日本フットボールリーグ前期第5節
4月11日(日)14:00キックオフ 町田市立陸上競技場 

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photo/Takuo ABIKO
 
リリース掲載日:2010年3月29日
 
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