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マッチリポート FC町田ゼルビア vs. 東京ヴェルディ

第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会 第2回戦
日時:9月5日(日)19:00キックオフ
会場:西が丘サッカー場
入場者数:3,231人
天候・気温:晴・31.7℃
 
■ 試合結果
FC町田ゼルビア 1-0 東京ヴェルディ


■ 得点経過
後半28分 山腰

■ スターティングメンバー
GK 1修行
DF 3藤田 2津田 5深津 16斎藤(広)
MF 28星 6太田 15柳崎 27小川
FW 33木島 7勝又

■ リザーブメンバー
22吉田 4雑賀 25鈴木(祐)10蒲原 11酒井 17鈴木(崇)9山腰

■ 途中交代
後半15分 in山腰 out小川
後半23分 in鈴木(崇) out星
後半39分 in酒井 out木島

■ 警告・退場
前半22分 警告 斎藤

 FC町田ゼルビアにとって、初の天皇杯出場。その初戦となる第2回戦が、9月5日(日)、西が丘サッカー場で行われた。
 対戦相手は、東京ヴェルディ。1980年代から、ジュニアやジュニアユースでは凌ぎを削って来た相手だ。サッカーの街・町田を自負するゼルビアにとって、プライドをかけた試合となった。
 試合開催の3日前には、クラブから選手たちに来季のJリーグ入会に向けた予備審査において、Jリーグから不許可の通達が来たことが伝えられた。記念すべき天皇杯初挑戦ながら、選手にとっては、試合に集中へのが難しい、厳しい状況での試合となってしまった。
 選手たちのバスが試合会場につくと、そこには多くのサポーターが待っていた。「俺たちの蒼き誇り。どんな時も気持ち見せろよ!」と鳴り響くチャント、多くのフラッグやタオルマフラー。ここまで共に戦って来たファン・サポーターたちの後押しによって、ゼルビアの選手に勇気が与えられた。


写真
photo/Takahiro FUJII
写真
photo/Takuo ABIKO


 試合は序盤からゼルビアが主導権を握る。前線からの果敢なプレスで相手に攻撃のリズムを作らせず、ゼルビアが東京ヴェルディを押し込む時間が続いた。中盤での細かいパスワークから、FWへの縦パスがうまく繋がり、ヴェルディの守備陣を混乱させた。
 開始直後の4分には、最初の決定的チャンス。ペナルティエリア内で混戦となったボールに反応したMF太田が左足のボレー。これは相手GKも反応できずゴールかと思われたが、ライン際まで戻っていた相手DFが頭でクリアしゴールならず。
 木島、勝又のツートップが、ドリブルで仕掛けるところと、簡単にパスをさばくとろこを使い分けながら前線の高い位置で攻撃の起点を作ると、良い距離感を保っているMF陣が素早く呼応。さらに、サイドバックの藤田、斎藤(広)も非常にアグレッシブなプレーを披露し、多彩な攻撃をしかけた。
 前半34分には、この日センターバックを務めたDF津田が相手の縦パスをインターセプト。そのままドリブルでボールを前線に運び、FW木島に縦パス。木島が右サイドで待つMF太田にパスを送ると、ペナルティエリア右角あたりから太田が右足で強烈なシュート。これは、ファーサイドへ外れるかに見えたが、外から走り込んだMF星がスライディングでボールへ飛びつく! 相手GKも反応できず、触れれば1点という形だったが、わずかに星はボールに追いつかず、ゴールとはならなかった。
 得点は奪えなかったが、前半は絶えずゼルビアが相手を圧倒した。守っては守備陣が高い集中力を保ちヴェルディの攻撃を沈黙させた。特にセンターバックの深津は、落ちついたプレーと、抜群の高さを誇る空中戦で、対面することの多かった東京ヴェルディのFW平本にほとんど仕事をさせなかった。
 さらに、前半37分には東京ヴェルディのFW河野がラフプレーで退場。数的優位の状態で後半を迎えることとなった。

写真
photo/Takuo ABIKO
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photo/Takuo ABIKO


 後半開始からヴェルディは2枚のカードを切る。両サイドの選手を変更し、布陣を3−4−2とも見える形に変更した。
 しかし、数的に優位に立つゼルビアは後半も主導権を譲らない。前半同様に前線からの果敢なプレスで相手に圧力をかけリズムを作らせない。
 後半11分には、ドリブルで持ち上がったMF星がペナルティエリア外からミドルシュート。これは惜しくもワクを外れてしまったが、両チーム通じて後半最初のシュートとなりゼルビアを勢いづけた。
 後半15分には、MF小川に代えてFW山腰、さらに後半23分にはMF星に代えてMF鈴木(崇)を投入。先取点を奪うために、攻撃的な選手を立て続けに投入した。
 後半26分には、FW木島、DF藤田のコンビネーションで右サイドを突破。藤田が巧みなフェイントで相手DFのマークを外してゴール前へ絶妙なクロス。飛び込んだFW勝又が頭でゴールに流し込もうとしたが、これは相手GKのファインセーブに合いゴールならず。
 良い内容のサッカーを披露し、攻め込むものの、得点が奪えない試合展開。そろそろ嫌な空気が漂い始めるかと思われた後半28分、待望の先制ゴールが生まれた。右サイドでボールをキープしたFW勝又がはさみ来た相手DFの二人の間を抜く巧みなヒールキックで中央のMF太田へ。太田がすぐさま右サイドにボールを展開すると、ボールを受けたMF鈴木(崇)が中央へクロス。いったんは跳ね返されるものの、こぼれ球を拾った鈴木(崇)が、再び中央へクロス。これも相手DFにブロックされてしまったが、そのこぼれ球に反応したMF柳崎がペナルティエリア内の右サイドで待っていたFW山腰へラストパス。パスを受けた山腰が、そのままダイレクトで右足で蹴り込んだ!
 そこからは、攻めるしかない東京ヴェルディが反撃を見せる。シンプルに前線へ長いボールを蹴り打開を計った。ゼルビアは、試合序盤からのアグレッシブなプレーを続けたことの影響からか、徐々に足が止まり始めたが、集中を切らさずヴェルディの攻撃を跳ね返し続けた。後半39分には、FW木島に代えてMF酒井を投入。酒井は持ち前の闘志あふれるプレーで、難しい時間帯を迎えたチームを引っ張った。
 そして、4分のアディショナルタイムも終了し、試合終了のホイッスル。FC町田ゼルビアが、天皇杯初勝利を飾った。

写真
photo/Takuo ABIKO
写真
Photo/Koichiro YAMADA
 
リリース掲載日:2010年9月6日
 
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