第12回日本フットボールリーグ後期第7節 日時:9月11日(土)14:00キックオフ 会場:多摩市陸上競技場 入場者数:1,746人 天候・気温:晴・32.2℃ |
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■ 試合結果 FC町田ゼルビア 3−1 ソニー仙台FC
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■ 得点経過 前半29分 鈴木(祐) 後半7分 勝又 後半24分 町田(仙台) 後半38分 勝又
■ スターティングメンバー GK 1修行 DF 3藤田 2津田 5深津 25鈴木(祐) MF 28星 6太田 15柳崎 27小川 FW 33木島 7勝又
■ リザーブメンバー 22吉田 4雑賀 23久利 10蒲原 11酒井 17鈴木(崇)9山腰
■ 途中交代 後半28分 in蒲原 out星 後半31分 in山腰 out木島 後半43分 in久利 out小川
■ 警告・退場 前半30分 警告 鈴木(祐) 前半44分 警告 星 後半45+2分 警告 小川
■ 相馬直樹監督 試合後の談話 |
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ーー今日の試合の感想は? クラブから来季のJリーグ昇格について残念な発表があり、さらに、それでもチーム全体の気持ちを奮い立たせて勝利を掴んだ天皇杯の直後ということもあり、気持ちの持って行き方としては難しい試合でした。 非常に気温が高く肉体的にも厳しかったと思いますが、それでも選手たちは高い集中力を発揮し結果を残してくれました。多くの時間帯で相手を運動量で上回り、圧倒することができたと思います。
ーー左サイドバックとして初めて先発出場した鈴木祐輔選手が貴重な先制ゴール。起用が当たりましたね。 彼にとって左サイドバックというポジションは、ほとんど初めての経験だったと思いますが、本当に良い仕事をしてくれました。彼のこれまでのサッカーキャリアの中で多くのポジションを経験してきた点や、彼のコミュニケーション能力の高さを考え、不慣れなポジションでもきっと仕事をしてくれるだろうと期待して起用しました。試合全体を通して良いプレーを披露してくれましたし、「まさか、ゴールまで」と言ったら彼に怒られるかも知れませんが(笑)、貴重な先制点を奪ってくれたことも評価したいと思います。
ーーJリーグ昇格が困難という発表があってから、快心の試合内容で2連勝。この残念な発表を、選手たちは「プラス」の力に変えられているのでは? ……選手の気持ちを考えると、「プラスに働いている」なんて簡単には言えません。でも、この結果から考えて、本当に選手たちの努力によって、この困難な状況をプラスの力に変えられているのかも知れませんね。 冒頭にも申しましたが、天皇杯では強く集中を高める試合をしましたが、その直後のリーグ戦でもこれだけ高い集中力を発揮してくれた点に、選手たちの精神面での成長を強く感じています。
■ 勝又慶典選手 試合後の談話 |
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ーー試合の感想は? この1週間は、本当にいろんなことがありました。でも、多くの人がまだ自分たちを信じて応援してくれているのに、ここで選手が戦いを終えたらだめ。選手たちは奇跡を信じて、プライドを持って戦い続けるしかないと思っています。今日の試合でも、チーム全員がそうした気持ちを持って戦うことができたことが、もっとも大きな勝利の要因だと思います。
ーー得点シーンを振り返って 1点目(チーム2点目)は、太田選手から良いボールが来た時点で相手ゴールキーパーの位置を確認したら、前に飛び出して飛び込んでくるのではなくて、途中でストップしたのが見えたので、頭上を越えるようなドライブ気味の軌道のシュートを打ちました。2点目は、山腰選手が突破してシュートを打つことが予想できたので、シュートが相手GKに阻まれた場合に備えて先に走り出したことによって、こぼれ球を押し込むことができました。
ーーこれで今季リーグ通算13得点。得点ランキングでは3位に位置しており、開幕前に目標としていた得点王もまだ狙える位置につけていますね。「得点王を狙う」という宣言をまた改めて聞きたいのですが? 言わせようとしていますね(笑)。得点王というよりも、まずは1点でも多くゴールを奪い、チームを勝利に導き、このゼルビアというチームを一人でも多くの方たちにアピールしたいという気持ちが今は強いです。そうして、結果を積み重ねることができれば、得点王も狙えると思っています(笑)。 ーー今日は、特に前線の選手の距離感が素晴らしかったと思います。中断期間に行ったトレーニングが効果を発揮しているのではないですか? そうですね。今日は選手のサポートの距離を近く保つことができましたね。選手の距離感ということについては、相馬監督も開幕前からこだわりを持って取り組んでいた部分です。中断期間中は、この部分に限らず、相馬監督の目指すサッカーのスタイルを突き詰める良い時間が持てたと思います。
■ 鈴木祐輔選手 試合後の談話 |
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ーー試合の感想は? 勝ててよかった、というのが率直な感想です。左サイドバックは公式戦では初めての経験でした。不慣れなポジションなので、個人としてはまだまだ満足の行くできではありませんが、もっとも重要である「勝利」という結果を掴めたのでホッとしています。 ーーどういうことを心がけて試合に臨んだのですか? 私は、攻撃的な選手というよりも守備的な選手だと自分では思っています。なので、まず守備からしっかり入ることを意識しました。無闇に攻撃参加して自分の後ろのスペースを相手に与えないことや、ボールを持ったらリスクを冒さずにシンプルに周りの選手にパスを繋ぐことを心がけました。
ーー得点の場面を振り返ってください 味方の選手が相手DFを引きつけてくれたおかげで、ボールを受けた時に前方にスペースが空いていました。そこにボールを持ち出して、右足で思い切り振り抜きました。 奇しくも、前回のゴールもアウェイのソニー仙台FC戦でしたが、あの時は2点ビハインドの状態でのゴールで、チームも勝利することができませんでした。そういう意味でも今日のゴールの方が、何倍も嬉しいですね。 ーーボランチやサイドバックなど多くのポジションを経験していますが、鈴木選手がもっともやりたいポジションというのはどこなのでしょうか? 「このポジションがやりたい」という希望は特にありません。まずピッチに立つこと、スターティングメンバーに入ることがいまの自分にとってもっとも重要なことだと思っています。試合で得られた経験は、本当になににも代え難い価値があると思っています。
Photo/Takahiro FUJII |
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リリース掲載日:2010年9月11日 |