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| 9月11日、多摩陸上競技場において行われたJFL後期第7節、対ソニー仙台FC戦の試合前にFC町田ゼルビア代表守屋実より「Ｊリーグ入会予備審査結果について」と題し、お詫びと決意を表明いたしましたのでその全文を掲載させていただきます。 |
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Ｊリーグ入会予備審査結果について
「町田にＪリーグクラブをつくろう」と私たちＦＣ町田ゼルビアは1989年の結成以来、夢のＪリーグ入会をめざし、取り組んで参りました。この間、本当に多くの市民の皆さんにお支えをいただき、今シーズンは最高で7,000人超のお客様がお集まりいただくなど、多くの皆さまの絶大なるご支援をいただきました。
しかしながら、Ｊリーグからは9月末の「Ｊリーグ入会審査」には及ばないとの通知を受け、ゼルビアは「Ｊリーグ入会予備審査」の段階で2011年からの入会の道が途絶えることとなりました。こうした結果となってしまいましたことは、クラブとしての総合力が足りなかったことであり、その未熟さを率直に認め、お詫びを申し上げるしだいでございます。
審査結果では不合格の原因として、スタジアムのことが記されておりました。Ｊリーグとは2009年2月に準加盟クラブとしてご承認いただいて以降、建設主体である町田市とＪリーグ、そしてゼルビアも一緒になって基準を満たすスタジアム改修に向けた作業を進めて参りました。Ｊリーグからは「ゼルビアの経営の基盤であるスタジアムのあり方」「プロの試合の場として、そして町田のシンボルとして市民に喜ばれるスタジアムづくり」について、一貫したご指導をいただいてまいりました。
先日の記者会見以降、Ｊリーグ規約に定めるスタジアム基準の「2009年基準」と「2010年基準」との相違について注目を集めましたが、2009年にスタジアム改修を計画して以降、Ｊリーグからは継続的に「プロの試合を行うために十分なスタジアム設備」についてご指導をいただいており、それらの設備面での不足については、以前からＪリーグより指摘を受けておりました。「2010年基準が新しく提示された」ことを原因として、スタジアムの基準を満たさなくなったものではありません。記者会見が結果的に誤解を招きかねないものとなり、Ｊリーグ関係各位にはご迷惑をおかけしましたことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます。
ゼルビアにおいては、2011年からの昇格を断念せざるを得ず、あらゆる意味で危機に直面しておりますが、ここで夢を捨てるわけには参りません。ゼルビアはＪリーグが掲げる「Ｊリーグ百年構想」を具現化するクラブであると自負してきました。「市民クラブ・ゼルビア」の真価が問われるのはこれからです。
ゼルビアはこれからも町田に活力をもたらし、町田に不可欠な存在となれるようがんばります。ぜひ、市民の皆さまのさらなるお力を賜り、2012年からのＪリーグ昇格に向けて一緒に夢を実現していただけますよう心よりお願い申し上げ、お詫びと決意とさせていただきます。
今後ともＦＣ町田ゼルビアをどうぞよろしくお願い申し上げます。
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| リリース掲載日：2010年9月11日 |
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