第12回日本フットボールリーグ後期第11節 日時:10月17日(日)13:03キックオフ 会場:石川県西部緑地公園陸上競技場 入場者数:1,370人 天候・気温:晴・23.6℃
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■ 試合結果 ツエーゲン金沢 0−1 FC町田ゼルビア
■ 得点経過 後半28分 木島
スターティングメンバー GK 22吉田 DF 3藤田 2津田 5深津 23久利 MF 28星 6太田 15柳崎 11酒井 FW 33木島 9山腰
リザーブメンバー 1修行 4雑賀 16斎藤(広) 24大前 17鈴木(崇)20半田 26北井
■ 途中交代 後半12分 in大前 out太田 後半20分 in鈴木(崇) out星 後半37分 in雑賀 out山腰
■ 警告・退場 前半43分 警告 柳崎
JFL後期第11節、FC町田ゼルビアはアウェイの石川県西部緑地公園陸上競技場でツエーゲン金沢と対戦した。 先週は天皇杯3回戦でアルビレックス新潟と対戦。接戦を演じたものの、惜しくも敗れてしまい天皇杯は終了。今季の残りの公式戦はリーグ戦のみに絞られた。残りの6試合へリスタートの一戦となった。 前半は、「重苦しい展開」(相馬監督)。何度かゴール近くまで攻め込むものの、攻撃のテンポが上がらない。攻撃の迫力を欠きペナルティボックス内に侵入することができず、ミドルシュートを打たされる場面が目立った。 対する金沢も、アグレッシブに前線には出てこない。前半3分にFW山腰のスルーパスからFW木島が決定機を迎えた攻撃にひるんだのか、DFラインを比較的低く設定し慎重なサッカーを披露した。両チームが硬直したような重苦しい前半となった。
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後半12分にMF太田に代えてMF大前、後半20分にはMF星に代えてMF鈴木(崇)を投入。「大前の運動量豊富に攻守両面に絡んで行ける能力を期待して投入した。鈴木(崇)は、相手の背後のスペースを狙うFW陣にラストパスを供給する役割を期待して投入した」(相馬監督)。 この選手交代を機に、少しずつ攻撃にリズムが生まれ始める。前線の高い位置でダイレクトでボールが繋がり、持ち前の「縦に速い」攻撃が機能し始めた。 後半28分、ペナルティエリア内で、FW山腰、MF鈴木(崇)、MF柳崎と素早くパスが繋がり、ボールはゴールエリア付近でフリーで待ち構えるFW木島へ。ボールを受けた木島はボールを右足側に置くと、迫力のあるシュートモーションから、得意の深く鋭い切り返し! 相手DFとGKを見事に翻弄すると、冷静に左足でゴールに流し込んだ。 後半30分、相手選手と交錯し顔面を負傷してしまったFW山腰に代えて、DF雑賀を投入。雑賀はセンタバックに入り、津田は左サイドバックに移動。左サイドバックを務めていた久利が木島とツートップを組んだ。 ホームでの敗戦はなんとしても避けようと金沢も攻勢をかけるが、ゼルビアも守備的に守るのではなく、攻撃を続けることで相手を牽制。前線からの激しい守備で相手にチャンスらしいチャンスを作らせず、そのまま1−0で勝利した。 これで、リーグ戦は3連勝。天皇杯からリーグ戦へ気持ちの切り替えが難しい試合となったが、選手たちが気持ちの強さを見せて、しぶとく勝ち点3をもぎ取った試合となった。 「今日の勝利で、われわれが残り6試合をプロの誇りをかけて戦うという姿勢を表現できたと思っている。一つでも上を目指すために、次節も必ず勝利したい」(相馬監督)。
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Photo/Takuo ABIKO |
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リリース掲載日:2010年10月18日 |