第12回日本フットボールリーグ後期第12節 日時:10月24日(日)12:00キックオフ 会場:千葉県総合スポーツセンター東総運動場・千葉県 入場者数:370人 天候・気温:曇・17.7℃ |
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■ 試合結果 ジェフリザーブズ 2−3 FC町田ゼルビア
■ 得点経過 前半4分 勝又 前半21分 深津 後半16分 鳥養(ジェフ) 後半41分 津田 後半43分 柳(ジェフ)
■スターティングメンバー GK 22吉田 DF 3藤田 2津田 5深津 23久利 MF 17鈴木(崇) 14大前 15柳崎 11酒井 FW 33木島 7勝又
■リザーブメンバー 1修行 4雑賀 6太田 20半田 26北井 28星 9山腰
■ 途中交代 後半34分 in北井 out酒井 後半20分 in雑賀 out久利 後半45+3分 in山腰 out木島
■ 警告・退場 前半26分 警告 柳崎
JFL後期第12節、FC町田ゼルビアはアウェイの千葉県総合スポーツセンター東総運動場でジェフリザーブズと対戦した。 現在リーグ戦3連勝中で3位につけるゼルビア。前日に開催された試合で2位のSAGAWAが敗れたため、勝利すれば得失点差で2位に浮上できる状況で迎えた一戦となった。 試合は序盤から動いた。前半4分、右からのコーナーキック。キッカーは前節のツエーゲン金沢戦で途中出場し、攻撃のリズムを変えて勝利に貢献したMF鈴木崇文。鈴木(崇)が得意の左足のキックでゴール前へクロスを送ると、ゴール前で混戦に。一度は相手に大きくクリアされそうになるものの、こちらもまた前節途中出場から勝利に貢献し、この試合の先発出場の座を掴んだ大前博行が粘って足を伸ばしてブロック。そのこぼれ球をFW勝又慶典が押し込んだ。 さらに前半21分には、またしてもMF鈴木(崇)の右からのコーナーキックをDFの深津康太が倒れ込みながら頭で合わせて追加点を奪った。 2点をリードし主導権を握るゼルビア。「相手のプレスをかわしながらボールを前にどんどん運ぶことができたし、スコアだけでなく内容的にも評価できることができる戦いを披露してくれた(相馬監督)」。危なげない戦いぶりで前半を2点リードで終えた。
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後半、最低でも2得点が必要な相手が序盤から激しく仕掛けて来た。球際の迫力も明らかに増し、激しいプレーでゼルビアに食らいつく。ゼルビアも上手く相手のプレッシャーをいなしながら攻撃を仕掛け、後半10分には木島、大前とボールを繋ぎ、大前がGKと一対一となるビッグチャンスを作り出した。大前のシュートは惜しくもゴールポストを直撃し、さらにそのこぼれ球を狙っていた勝又、木島が詰めるものの、相手DFとGKに阻まれてしまった。 「超決定的」とも言えるチャンスを逸して迎えた後半15分、左サイドからのフリーキックをジェフのFW鳥養に頭で合わせられて1点を失ってしまった。その後も決定機を何度か作るものの得点を奪えないゼルビア。逆に1点差に迫った相手はさらに勢いが増しゼルビアゴールに迫った。徐々に試合の流れが相手に移ろうとしていた。「決めるべきところを決めないと痛い目にあう」というサッカーの定理とも言えることを改めて感じさせられる展開となってしまった。 79分にはMF酒井良に代えてMF北井佑季、DF久利研人に代えてDF雑賀友洋を投入。雑賀はセンターバックに入り、センターバックを務めていたDF津田が左サイドバックにポジションチェンジした。 そのポジションチェンジが見事にはまった。津田はドリブルでスルスルとボールを前に運ぶ得意のプレーで何度も左サイドを疾走。徐々に押し込まれる時間が増え始めていたが、ボールを前に運び、またキープする時間を多く作ることでチームは落ち着きを取り戻した。さらに、後半41分には、津田が左サイドで相手3人をかわして中央へ切り込み豪快な右足のシュートを決めて試合を決定づける3点目を奪った。「相手が徐々に盛り返して来ているという嫌な流れを感じていた。DFとして大きなプレッシャーを感じていた(津田)」。 終盤の43分に1点を失うものの、3対2でゼルビアが勝利をおさめた。これでリーグ戦は4連勝。いよいよ2位に浮上した。
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photo/Takuo ABIKO |
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リリース掲載日:2010年10月25日 |